2021/03/14
こんにちは高崎市 安藝動物病院です。
今回はわんちゃんの避妊手術を腹腔鏡下で行いました。
避妊手術を行うことで将来的に子宮蓄膿症や乳腺腫瘍に罹ってしまう可能性を下げることが可能です。
従来の開腹手術では、おへそから体格によっては数センチ切開が必要でした。
また疼痛もあるため、入院が必要でした。
しかし、腹腔鏡手術で行うことで術創(傷口)が小さく、多くの場合日帰りで手術を行うことが可能です。
術後の写真です。
体の大きな子でも小さな術創で手術可能です。
4Kモニターを見ながら、超音波メスで手術を行います。(撮影者の方向にもモニターがあります)
術者が右手に持っているのが超音波メスです。血管を封鎖するため、出血はありません。
助手がカメラを持っています。
手術には術者、助手、写真には映っていませんが麻酔係、外回りオペ看護師が携わっています。
腹腔鏡手術は1人でできる手術ではありません。チームワークが必要です。
痛みの少ない手術をご希望の方は、一度当院にご相談ください。