2020/04/11
こんにちは。高崎市、安藝動物病院です。
肝臓の病気の患者さんが増えています。
今回の患者さんは、高齢のミニチュア・シュナウザーの男の子です。
健康診断で肝酵素上昇、超音波検査で胆嚢粘液嚢腫が指摘されました。
内科治療を行なっていましたが、肝酵素は変化なく、画像上も粘液貯留が増大して来ましたので、予防的胆嚢摘出術を行いました。
術中、肝臓からの出血、胆嚢動脈からの出血もなく、順調に手術を終りました。
胆嚢摘出後、出血なしです。
術後経過も順調です。
胆嚢粘液嚢腫は早期治療が有効だと感じさせられました。