安藝動物病院

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2017.10.29 過去ブログ 【症例紹介 口腔内トラブル(歯石、犬歯フラップ、腫瘤)】

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こんにちは安藝動物病院です。

 

 

今週はスケーリング・抜歯1件、スケーリング後口腔内腫瘤生検を2件行いました。

 

 

 

年齢を重ねてくると口腔内トラブルを起こす患者さんが増えてきます。

 

 

歯石が付いている。口臭がするといった悩みで相談を受けます。

 

 

定期的な歯磨きにより歯垢が付着を防ぐことが重要ですが、一度歯石になったものは歯磨きで対処するのが困難です。

 

 

 

そのため全身麻酔をかけてスケーリング、抜歯をする必要があります。

 

 

口腔内トラブルを抱えた患者さんの多くは高齢のため麻酔をかけることに躊躇される場合があります。

 

 

高齢であったとしても、検査を行い麻酔リスクを評価し、適切な麻酔薬を選択し、麻酔管理を行うことでより安全に麻酔をかけることができます。

 

 

 

写真は16歳ダックスフントの男の子

犬 歯周病 レントゲン

レントゲン画像:重度歯周病により歯槽骨の重度吸収が認められる。

 

 

 

 

 

スケーリング、抜歯を実施。

 

 

 

 

 

抜歯後、フラップ形成を行った。

犬 歯周病 抜歯 フラップ

 

 

 

 

口腔内腫瘤、上顎に発生

犬 口腔内腫瘍

 

 

 

 

 

切除生検を実施

病理組織学的検査の結果、良性腫瘍と診断された。

 

 

 

 

 

口腔内トラブルはQOLに大きく関わってきます。

健康寿命を延ばすため、きちんとしたケアが必要です。